ベルギー人にムール貝の正しい食べ方を教えてもらいました
こんにちは、ミナです。
ヨーロッパ旅の最後の数日間はパリで過ごしたのですが、帰国前日の夜、一緒にいたベルギー人
の友達ウェンディと「最後の夜は何食べる?」ということになり、ふと「あれ?そう言えば、
ムール貝食べなかったね」とベルギー名物ムール貝をスルーしていたことに気づきました。
ということで、パリでムール貝の話です。
ムール・オ・ヴァン・ブラン(moules au vin blanc)
ベルギーの名物料理。
ムール貝をエシャロット、セロリをバターで炒めたものと一緒に白ワインで煮たもの。
フライドポテトを添えて食べます。深くて大きいお鍋のまま運ばれてきました。
ムール貝の食べ方
フォークを使って食べるのかと思いきや、ウェンディが、「私たちはこうやって食べるのよ」
と食べ方を教えてくれました。
これが合理的で食べやすい!!
さすが!!と思ったのでご紹介します。
鍋の中から、身がついてない空の貝を右手につまんで、
はい、この通り。
左手で身の入ったムール貝を持ち、右手で持ったムール貝をピンチのように使って身をつまみ
出す。そのままパクリです。
これ、フォーク使うよりも断然食べやすい!!
さすが、地元の人!!
こうやって食べると、リズムよくパクパク食べられるので、あっという間に大鍋一杯分食べて
しまいました。
ほんのりハーブの香りが聞いていて、塩味の優しい味付けでした。
付け合わせはフリット(フライドポテト)。ベルギー人はこれにケチャップかマヨネーズを
つけて食べることが多いようです。
↓フリットについてはこちらの投稿もどうぞ↓
応用編
なんてことありません。
フリットもこうやって食べるだけ、という。
感想
ベルギーの一般家庭でも、このムール貝は料理して食べるそうです。シーズンになったら買って
きて、大きな鍋でハーブなどと一緒に蒸して、フライドポテトを付け合わせにして食べるよ、と
のこと。
貝を食べたら、鍋底にダシがたっぷり出た魚介スープ的なものが残っていたので「このスープ
は飲んだりしないの?」と聞いたところ、「それは飲まないよ、スープじゃないもん」と即答
でした。
「えー?これにご飯とか入れて、チーズとか入れて、リゾットみたいな話にはならないの?」
と日本の鍋文化(鍋からの雑炊、うどん、みたいな。。。)の素晴らしさを再認識しました。
日本食は出汁の文化なんだなぁ。。。
ということで、パリで教えてもらった、ベルギー名物料理ムール貝の話でした。
美味しかった。