ケアハウスでマッサージボランティア in オレゴン

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ミナです。 やりたいことが見つかると、やらずにいられない性格。 これからはもっと素直に、もっと自分の想いのままに生きたいと思い、 長年暮らしていた東京を離れ、2017年12月から故郷鹿児島で暮らしています。 2018年1月10日に日本を出て、特に予定を決めず、 海外の行きたい国をしばらくぶらぶらする旅に出ました。 2018年11月に帰国後、「旅で出会った人たちに、鹿児島に来てもらいたい」と いう想いになり、拠点を探し始めます。 そして、自然豊かな鹿児島で、素敵な場所に出会いました。 2019年は、鹿児島県薩摩地方でシンプルな暮らしを送りながら 外国人向けの民泊を始めました。 そして突然飛び込んできた「スターシード」という言葉。 2019年後半から「宇宙」に目覚めます。 これからは「スターシード」であることを自覚して 今まで以上に自由気ままに、生きていきます。
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4月30日(月)

 

2017年の1月から、3ヶ月くらいの間、

めちゃくちゃ気功にはまっていた時期がある。

友達が横浜にある気功クラスに通い始めて、「結構面白いと思うよ」

と言うことで私も初めて行ってみたのだけど、先生が私の後ろに立って

「ちょっと後ろに引っ張られるような感覚があったら、後ろに倒れないように

ちゃんと足を出して下さいね。私も支えるから大丈夫ですけど。」

なーんて言われて、「わかりましたー!」と軽い気持ちで立ってたのだけど、

 

次の瞬間、何が起こったかわからないくらい、

ぐぃーーーーーっ!!

と後ろに引っ張られる感覚があって、思わず「うわーっ」とか言いながら

後ろ向きに歩こうとしたんだけど、そのまま部屋の床にゴロンと倒れて、

床の上をゴロゴロゴロゴローっと転がりまくった(笑)

 

もう右も左も上も下もわからない状態で、キャーキャー言いながら。

 

この話をすると、「えー!?」とか言われちゃうんだけど、

これは体験した人しかわからない感覚で、先生は私に指一本触れてないし、

それでも体が勝手にグイグイ引っ張られて、自分ではどうしようもできない

くらい転がっちゃったわけで。。。。

 

もちろんこれを受けた全員がそんな風になるわけでもないので、反応がない人に

とっては、「そんなの感じないよ」と言う話になるわけですが。

 

体験しちゃった私は、この先生が使っている「気」と言うものが、一体なんなんだろう?

と思って、「もっと知りたい。もっと体験したい。」と思い、そこから3ヶ月

自分の気がすむまで、その気功クラスに通うことにした。

 

気功クラスの体験はまた別に書くこととして、私なりに「気の存在」を実感したら、

今度は「このエネルギーを利用して、何ができるのか?」ということに興味が移った。

だから2017年は、気になったいくつかのクラスに参加してみたりした。

 

そんなこんなで2018年1月から旅を始めたのだけれども、2カ国目のタイ、チェンマイ

で「Qi Massage」というものに出会った。

 

↓メディカル気功マッサージクラスの投稿はこちら↓

メディカル気功マッサージクラス

 

ここで出会った気功というのは、エクササイズに重点を置いていて、私が日本で体験した

「えーっ!これって一体なんなの?」みたいなびっくり体験とは違って、

メディカル気功と呼ばれる、体調を整えて健康を保つための気功。

 

しっかり呼吸しながらエクササイズすることで、体のバランスを整える大切さを教えて

くれるもので、アジャンと呼ばれる熱血ハマン先生が、熱心に、丁寧にマッサージを教えて

下さった。

 

(ちなみにこちらのハマン先生、来日して7月にワンデイワークショップされます!)

 

↓チェンマイにある学校のホームページはこちら(英語)↓

Thai Qi Holistics

 

気功を利用してマッサージ?しかも高齢者を対象にできるマッサージ?

私のイメージしてたものにぴったり当てはまる!

 

ということで2週間、

メディカル気功マッサージクラスで足と背中のマッサージ方法を習った私。

 

他の国を旅しながらも、どこかでマッサージさせてもらえないかなぁ。。。。と思っていた。

 

↓ちなみに初めてマッサージさせてもらえたのはこちら↓

そしてWonderful Tonight(ワンダフル・トゥナイト)

 

オレゴンに来てから、いろんなボランティア活動をしているナンシーと再会して

「私も高齢者の方にマッサージとかのボランティアしたいんだけど、

どうやったらできるかなぁ?」と話してみた。

 

すると、ナンシーが街にあるいくつかの「ケアハウス」と呼ばれる高齢者の方が

居住する施設の名前を挙げてくれた。

 

じゃあ、そこに相談してみよーと話していた矢先、先日参加した「ワイン&チョコレート」

ワイン&チョコレートの投稿はこちら)

でケアハウスで働いている看護士さんと偶然お会いすることができたのだ。

 

名刺をもらって、数日後に直接行ってみる。

 

ボランティア活動などの担当者のチップさんという女性が対応してくれた。

 

自己紹介して、マッサージのボランティアをしたいことを話すと、とても喜んでくれて

受け入れてもらえることになった。ボランティア申し込みの書類をもらって帰り、ナンシー

に助けてもらいながら記入。

 

翌週、それを持って、ドキドキワクワクしながら初日を迎えた。

ナンシーが(自分のボランティア活動に行く前に)施設の前まで車で送ってくれた。

ありがたい。

 

ここです。

 

正面ドアの前に、犬を抱っこしたおじいさんが座っていて、

「おはよう。また来たのー?」と声をかけてくれる。

数日前に来た私を覚えていてくれたみたい。

 

ドアを開けて中に入ると、チップさんがすぐに来てくれた。

「何人かマッサージ受けたいって人がいるわよ。」とニコニコ。

 

嬉しいです!

 

アクティビティールームの一角で、マッサージをさせてもらえることになった。

 

私がチェンマイで習ったメディカル気功マッサージはベッドに寝てもらって施術する

形だったけれども、それは環境的にできないので、車椅子もしくは椅子に

座ってもらったまま、ご本人と話をして、足や背中をマッサージ。

 

記念すべき最初の方は90代の可愛らしい女性、Aさん。

まだここに引っ越して来て1ヶ月も経っていないとのことで、「自分の生活習慣が変わる

って大変なことよねぇ」と言いながらも、楽しんでる様子。

体の痛いところを教えてもらって、優しく優しくマッサージし続けた。

 

習ったことを思い出しながら、自分の呼吸や姿勢に気をつけて、内側から外側に

ストレスを逃す、柔らかいマッサージ。

 

1人につき、30分くらい。

 

Aさんはとても喜んでくれて、「肩と腕が楽になったわ!来週も来てくれるのね、ハグしてもいい?」

とハグまでしてくれた。

 

その後は、体の大きな男性Sさん。

杖を使って歩いているんだけど、背中全体が痛いとのこと。

Aさんと違い、筋肉質でがっしりした背中はもう少し圧をかけたほうがいいのかなぁ

と思いながら、ひたすら基本的なマッサージを繰り返した。

Sさんが途中からウトウト居眠りし始めた。

気持ち良いのかな?となんだか嬉しい。

 

マッサージが終わったら、

「とても気持ちよかったよ。軽くなったし、なんだか緩んだ感じだよ。」

とおどけてふにゃふにゃ歩いて見せてくれた。

 

それからも車椅子の方が数名「足が浮腫んで。。。」とマッサージを受けに来てくれた。

皆さんご自分の家族の話をしてくれたり、何か日本にまつわる体験(昔、交換留学生が

日本から来て。。。とか)や、日本に行ったことがある方もいて、話を聞きながら

マッサージをしていると、あっという間に時間が過ぎた。

 

途中ランチタイム。

 

「ランチはうちの食事を食べてって」と言ってもらい、入居者の方とテーブルについて

「チリバーガーランチ」をいただく。

 

お昼の後はそれぞれ散歩に出たり、部屋でゆっくり過ごすという方が多くて

午後のマッサージ希望者は2名。

 

それでも、ボランティア初日、9時〜3時で合計7名の方にマッサージをさせてもらえた。

 

楽しかったぁー!!!

私がマッサージしてる間に、チップさんが「これ作っておいたから」

とチラシを見せてくれた。後で掲示板のところに貼ってくれるみたい。

 

「ミナのマッサージ 毎週月曜 9時〜3時」

綺麗なイラストも入れてくれてる。

うぅ。。。嬉しい。

 

皆さんとても喜んでくれた、とのことで

「来週もよろしくね」と言ってもらえた。

 

5月末まで数回しかないけど、それでもこうやって機会をもらえるのは本当に

ありがたい。柔軟な対応だなぁ。。。と思う。

 

好きなことをやらせてもらえて、いやもう本当に。。。

 

楽しいです!

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ミナです。 やりたいことが見つかると、やらずにいられない性格。 これからはもっと素直に、もっと自分の想いのままに生きたいと思い、 長年暮らしていた東京を離れ、2017年12月から故郷鹿児島で暮らしています。 2018年1月10日に日本を出て、特に予定を決めず、 海外の行きたい国をしばらくぶらぶらする旅に出ました。 2018年11月に帰国後、「旅で出会った人たちに、鹿児島に来てもらいたい」と いう想いになり、拠点を探し始めます。 そして、自然豊かな鹿児島で、素敵な場所に出会いました。 2019年は、鹿児島県薩摩地方でシンプルな暮らしを送りながら 外国人向けの民泊を始めました。 そして突然飛び込んできた「スターシード」という言葉。 2019年後半から「宇宙」に目覚めます。 これからは「スターシード」であることを自覚して 今まで以上に自由気ままに、生きていきます。
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