【動画】クジラに会えるか?ホエールウォッチング in オレゴン

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ミナです。 やりたいことが見つかると、やらずにいられない性格。 これからはもっと素直に、もっと自分の想いのままに生きたいと思い、 長年暮らしていた東京を離れ、2017年12月から故郷鹿児島で暮らしています。 2018年1月10日に日本を出て、特に予定を決めず、 海外の行きたい国をしばらくぶらぶらする旅に出ました。 2018年11月に帰国後、「旅で出会った人たちに、鹿児島に来てもらいたい」と いう想いになり、拠点を探し始めます。 そして、自然豊かな鹿児島で、素敵な場所に出会いました。 2019年は、鹿児島県薩摩地方でシンプルな暮らしを送りながら 外国人向けの民泊を始めました。 そして突然飛び込んできた「スターシード」という言葉。 2019年後半から「宇宙」に目覚めます。 これからは「スターシード」であることを自覚して 今まで以上に自由気ままに、生きていきます。
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4月28日(土)

 

オレゴンコーストでは、春と秋、ほんの一時期だけ、アラスカへ回遊するクジラ

を見ることができるとのことで、数週間前にホエールウォッチング

の予約を入れていたナンシーとわたし。

 

見れるのかしら?

楽しみ!

 

12時にオフィスに来てください、と言われていたけど、

前日に時間変更のお知らせが届いた。

天候とか、潮の流れの影響で出発時間が変更になったらしい。

 

ということで、新たな集合時間10時ちょっと前にオフィスに到着。

防寒して、首から双眼鏡をぶら下げ、準備万端。

 

私たちの他に、小さい子供を2人連れたご家族と、アストリアという

オレゴン最北の港町から来たという親子4人。

10人の乗客と船長の女性、そのご主人、10歳くらいの娘さん、合計13人。

 

ボートに乗るとまず、安全上の説明があり、大まかなこれからの

流れを教えてくれた。

 

アメリカでは、船の上で、バナナは禁止って、皆さん知ってましたか?

(わたし、知りませんでした)

 

なんでだ???

 

尋ねてみたら、「いや、迷信なんだけど、漁船とか船に

バナナはバッドラックと言われてるんだよ。昔、積荷のバナナに毒グモが

紛れ込んでいて、海の上でその毒グモに刺されると、運が悪ければ死に至る

ことがあったらしく、そういうのが起源らしいけどね。」と教えてくれた。

 

へぇー。(トリビア?)

 

海岸沿いの家々を眺めながら、ボートは湾を出て海へ。

 

結構な迫力!!

 

ナンシーもしっかり手すりに掴まってます。

いつも海岸沿いの道路から眺めている、ツインロック(双子岩)と呼ばれる

岩を海側から眺める。

 

グオングオンという感じで波を乗り越えながら、みんなで波の表面を眺めて

クジラの潮吹きを探す。

 

しばらくすると、「あーーー!!!あれあれ!!!」という歓声。

 

見えたー!!!

クジラの背中が一瞬ふわっと海面に現れた。

 

おぉーーーーーー!!!

これ、想像以上に感動します。

 

大きいんだもん。

 

圧倒される。

その存在の美しさに。

 

その後も数回、クジラたちが姿を見せてくれた。

 

しばらく進むと船長さんからアナウンス。

「これ以上遠くへは行けないので、この辺でもう少しクジラが見えるか

待ってみて、それから港へ帰ることになります。」

 

大海原にポツンとボートが浮かんでる状態で、船長さんがエンジンを止める。

 

みんな、いろんな方向に目を向けながら、目印となる潮吹きを探す。

 

「ブフォーーーーーァッ!!」

 

深い、大きい呼吸音がして、少し先、私たちの目の前にクジラが現れた。

 

うわーーーーーーっ!

もうね、感動です、これ。

 

動画を撮るタイミングがなかなか。。。だったんだけど、

最初に遠くの方で見れたものが、ちょっとだけ撮れたのでご覧ください。

【動画】ホエールウォッチング

 

そうこうしているうちに、コーストガード(湾岸警備隊?)からボートに連絡

が入り、潮の流れが変わって来たので、急いで港に戻るように、とのこと。

 

ここから船長、めちゃくちゃスピード出し始めます。

ボートが上下にぐわんぐわん揺れて、そんな中、全員救命胴衣を着用することに。

(子供たちや障害者の方は最初から着けてたので安全)

 

ベルトを締めたりするのが大変そうだったので、ナンシーを手伝いながら

ぐわんぐわん揺れる中、手元を見ていたら。。。。

 

船酔い。。。。

 

女性船長のご主人がすぐにサポートに来てくれたので、ナンシーをおまかせして、

あとは外を眺めながら、潮風にあたって、波しぶきを浴びながら10分ほど

吐き気に耐えました(笑)

 

湾内に入ると穏やかな波、揺れもほとんどなくなって、船酔いも解消。

 

あぁーーー、よかった。

楽になった。。。

 

ということで、無事に港に到着。

船長ご家族にお礼を言って下船。

 

ふと、隣のヨットを見ると、ナンシーのお友達のご主人。

ちょうど釣り客を乗せて朝釣りから戻って来たとのことで

「あっちのオフィスに(奥さん)いるよー。」と教えてくれた。

じゃ、行ってみようとのぞいてみたんだけど、釣り客の皆さんが

釣った魚を捌いてもらうために集まってて、彼女を見つける

ことができなかったので、「じゃ先にランチしよー。」と

お昼を食べてからまたオフィスに寄ることにした。

 

ティラモックで一番美味しい(らしい)

フィッシュ&チップス のレストランへ。

 

クラムチャウダー

 

フィッシュ&チップスを1つ頼んで2人でシェア。

 

船酔いしたのに、よくこういうの食べられるなぁと

自分でも思ったけど、美味しくいただきました(笑)

 

陸に上がれば大丈夫なんです。

 

そう言えば、双眼鏡いらなかったね。

 

 

お腹いっぱいになって、先ほどのオフィスへ。

そこへ、ナンシーのお友達キャロルさん登場。

 

この方がね、また個性的で素敵な人だった。

遠くから

「あっらーーーー、いたわいたわ、よかったぁー、会えたわー。」

って大きな声で喋りながら近づいてくる。

 

「夫がね、ナンシーの名前が思い出せなかったみたいで、

ほら、あの小柄な人だよ。名字がイタリアンの人。って言うから

誰だろうと思ったら、あなただったのねー。あなたのことを小柄ってわざわざ

表現するってことは、わたしのこと大柄だって思ってるってことよねぇ。」

 

フード付きのトレーナーに魚屋さんがよく履いてるゴムのズボンを

履いて、フードは被ったまま、手にはゴム手袋。

 

「ちょっと、これ、見てよ。これ、私の仕事姿。」

 

「お客さん来るでしょ、魚を捌くでしょ、で、めちゃくちゃになるじゃない?

あそこの大きな台の辺り。それを、私がぜーんぶ片付けるの、あの台大きいでしょ?

あれも動かすのよ、私、自分で。そんでぜーんぶ掃除するの、わかる?私の仕事。」

と大きなジャスチャーですごいしかめっ面しながら話し続ける。

 

私がケラケラ笑うと、ますます顔をしかめっ面させて

 

「男の、なんていうの?ロマンとかいうの?あれ。アリゾナの男と結婚したつもり

なんだけどねぇ、その男が『海に恋した』とかいうやつ?それで、あの人はいいわよ、

毎日大好きな海に出るわけよ、船で。で、ほら、私の仕事。見て、こっちは私の仕事。

なんて言うのかしら?パートナーを持つって言うのはこう言うのもひっくるめて

ついてくるってわけよね。パートナーの夢を支えます、とかいうの?そういうやつ

わかる?」

 

とすんごいコミカルな感じで話してから、私に顔をぐぅーっと近づけて。

 

「あなたねぇー、ナンシーの友達の日本から来た人っていうのは。

初めまして!あなたの話、みんなからいーーぱい聞いてるわよ。いいことばっかりよ。」

と言って笑ってくれた。

 

優しくて明るくて、エネルギッシュな人。

 

そしてナンシーに

「魚持ってく?」

と言って、事務所の冷蔵庫から、昨日釣って来たという白身魚の切り身を出して

分けてくれた。うぅー、刺身が食べられるぅ。

 

私たちがすごく喜んでお礼を言うと、事務所にやって来たご主人がすぐに

新しいビニール袋を探して渡してくれた。そしてしばらく4人で雑談。

ご夫婦が話をしながら、並んで立っている姿を見て「すごく仲良しなんだな」

と言うのが伝わってくる。素敵なご夫婦。

 

新鮮な魚までもらって、すごく楽しいホエールウォッチングの1日になった。

ありがとう!

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ミナです。 やりたいことが見つかると、やらずにいられない性格。 これからはもっと素直に、もっと自分の想いのままに生きたいと思い、 長年暮らしていた東京を離れ、2017年12月から故郷鹿児島で暮らしています。 2018年1月10日に日本を出て、特に予定を決めず、 海外の行きたい国をしばらくぶらぶらする旅に出ました。 2018年11月に帰国後、「旅で出会った人たちに、鹿児島に来てもらいたい」と いう想いになり、拠点を探し始めます。 そして、自然豊かな鹿児島で、素敵な場所に出会いました。 2019年は、鹿児島県薩摩地方でシンプルな暮らしを送りながら 外国人向けの民泊を始めました。 そして突然飛び込んできた「スターシード」という言葉。 2019年後半から「宇宙」に目覚めます。 これからは「スターシード」であることを自覚して 今まで以上に自由気ままに、生きていきます。
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