これでバッチリおもてなし!アメリカ人が喜ぶ日本食メニュー

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ミナです。 やりたいことが見つかると、やらずにいられない性格。 これからはもっと素直に、もっと自分の想いのままに生きたいと思い、 長年暮らしていた東京を離れ、2017年12月から故郷鹿児島で暮らしています。 2018年1月10日に日本を出て、特に予定を決めず、 海外の行きたい国をしばらくぶらぶらする旅に出ました。 2018年11月に帰国後、「旅で出会った人たちに、鹿児島に来てもらいたい」と いう想いになり、拠点を探し始めます。 そして、自然豊かな鹿児島で、素敵な場所に出会いました。 2019年は、鹿児島県薩摩地方でシンプルな暮らしを送りながら 外国人向けの民泊を始めました。 そして突然飛び込んできた「スターシード」という言葉。 2019年後半から「宇宙」に目覚めます。 これからは「スターシード」であることを自覚して 今まで以上に自由気ままに、生きていきます。
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「アメリカ人に日本食を作ることになったんだけど、メニューどうしよう?」

って困ってませんか?

 

ここでご紹介するメニューをそのまま真似すれば、

アメリカ人のお客様が喜ぶ日本食ディナーの

おもてなしができます!

 

遡ること4月12日。

アメリカ、オレゴン州に滞在中のわたしは、友人のナンシーが参加しているボランティア活動に同行。

そこで、3日後に行われるイベント「ワイン&チョコレート」のオークションで

「日本人が作る、日本食ディナー6名さまご招待券」というのを出品することに。

 

↓詳細はこちらの投稿をどうぞ↓

わたしが作る日本食がオークションに!?

日本食ディナーが○○円で売れました!

 

無事にディナーが売れて、喜ぶのも束の間。

「6名のアメリカ人お客様が満足する日本食ディナーが作れるのだろうか?」

 

と不安いっぱい。。。

 

友人のナンシーに協力してもらい、

ここから5月16日のディナー当日に向けて、準備がスタート。

まずは、アメリカ人の皆さんが思うディナーということで

  • 前菜
  • メイン
  • スープ
  • デザート

が必要とのこと。

 

わたしが大事にしたのは、

  1. いつも皆さんが食べている料理とちょっと違う、日本っぽい感じのもの
  2. でも、美味しく食べてもらえる味
  3. 食べ方などに負担がないもの

という3点。

 

ディナー当日までの間に、ナンシーのお友達にも協力してもらい

「予行練習」としてのカジュアルディナーにご招待したりしながら

メニューを模索しました。

 

そして出来上がったのがこちらのメニュー!!

 

アメリカ人のお客様に喜ばれた日本食ディナーをご紹介!!

 

 

前菜:ジャパニーズチキンボール&生春巻き(てか、思いっきりタイ料理だけど(笑))

 

チキンもしくはターキーのひき肉に刻んだ小葱、生姜ペースト、豆腐を混ぜて

一口大に丸め、茹でる。

フライパンでケチャップ、醤油、砂糖を混ぜたソースを作り、

茹でたチキンボールに絡めたもの

 

ポイント:「小葱と豆腐が入ってる」ってことで日本っぽいけど、

味はBBQソースに近いので食べやすい。

前菜は、お酒を飲みながらディナーの前にリビングルームでつまんでもらう、

という形にしたのでフィンガーフードの生春巻きにしました。

生春巻き(エビ・アボカド・レタス、人参)には、市販のスイートチリソースと、

ごまドレッシング(ごま油・醤油・酢・砂糖・炒りごま)を用意。

ごまドレが日本的ということでセーフ?(笑)

ごまドレ苦手だけど、スイートチリソースならOKという方も。

 

(別のディナーで茶碗蒸しを出してみたんだけど、出汁の味が苦手な方が数名

いらしたようだったので、やめました。)

リビングにはバーカウンター風の場所を用意し、

お客様は好きな飲み物を片手に前菜をつまみながら談笑。

 

 

メイン:天ぷら(ケール・スクワッシュ・アスパラ・マッシュルーム・エビ)

 

事前に材料を用意しておき、皆さんが前菜を楽しんでいる間に油を温め始める。

揚げるタイミングになったら材料を皆さんに見せながら、

これから天ぷらにするものを説明。

低温でじっくり揚げるスクワッシュと、パリパリ食感のケールを先に揚げて

アスパラ→マッシュルーム→エビの順番

 

こちらのレストランで「テンプラ」と呼ばれているエビの天ぷらを食べたのですが、

完全に冷めていて、衣がカチカチだったので、

「是非ここで、熱々でサクサクの美味しい天ぷらを味わってほしい」

と天ぷら専門店のように、お客様の前で天ぷらを揚げながら、

一品ずつお皿にのせていくという形にしました。

 

プレートの上に懐紙をのせて。お箸もセット。

 

 

ポイント:目の前で料理したものを、テーブルについてから皿によそって

もらうというのは珍しく、特別感があるみたいで、

「うちにシェフがいるみたい」

と喜ばれました。アメリカ人に馴染みのある野菜、ケールとかスクワッシュとかを

パリパリの食感で食べるのは斬新だったようです。

味付けですが、事前の練習で味見してもらったところ、天つゆは「んー、あんまり」

という反応だったので、抹茶塩・カレー塩に加えて

「醤油、酢、メープルシロップ、レモン汁」のソースと、

「味噌、メープルシロップ、酒」のソースを用意。

塩よりもソースの方が好評でした。

(ちなみに、事前の練習ディナーでは甘めの酢味噌っぽいソースも出してみましたが、

「味噌は甘いソースが美味しい」とのことだったので、変更)

 

 

スープ:味噌汁(じゃがいも・枝豆・しいたけ・卵・蟹肉)

 

味噌汁は馴染みのない味なので、具材を楽しんでもらうべく茹でた蟹肉をたっぷり入れました。

ポイント:スープとしてしっかり食べてもらう、というよりも

「ミソスープとはこんな味なのね」

というのが体験できる程度。

口に合わないお客様がいても、気兼ねしないで残すことが

できるような小さい器でお出ししました。

干し椎茸とか枝豆とか、日本っぽい食材も使用。

 

 

メインその2:寿司ケーキ(茹で蟹肉・錦糸卵・アスパラ・スプラウト)

 

6名分ということで、ケーキの型を使用し、酢飯&茹でたアスパラを重ねて、上に錦糸卵と

蟹肉をたっぷりのせました。茹でたエビも喜ばれると思います。

ケーキのように切り分けて、天ぷらで使用したディナー皿の

懐紙を回収しつつ、寿司ケーキを1人分ずつ、各人のお皿の真ん中に。

スプラウト系の野菜を上から散りばめてお出ししました。

 

(当日ディナーでは写真撮る余裕なくて、こんな写真しかありませんが。。。)

 

ポイント:わさび醤油と醤油だけの小皿を用意。

アメリカ人のナンシーに「好みのわさびの量を調整してくれる?」と

お願いして作ってもらいましたが、練りわさびを少量の醤油で溶かす

みたいな感じでした。「鼻にツーンとくる、これが美味しいと思う」

とのこと。

「わさびのピリっと感は全くダメです」派と

「わさびを食べる、くらいの刺激あるピリッと感が好きです」派に

分かれるようです。

 

 

デザート:カステラと抹茶アイスのサンデー

 

初めはカステラを日本風の小皿にのせて、黒文字を使って食べていただこうと思って

ましたが、「慣れてないので食べにくい」ということが判明。

(こんな感じで考えてたんだけど)

 

ということで、シャンパングラスにカットしたカステラ、抹茶アイスをのせ、

上から抹茶をふりかけた「和風サンデー」にしました。

 

こんな感じ

(こちらの写真はカステラの代わりにブラウニーを使用)

 

ポイント:結構お腹いっぱいになるコースなので、デザートは日本風に少量で。

アメリカだからたっぷりデザートにした方がいいかな?と思いましたが、

「デザートの量が本当にぴったりだった」と喜ばれました。

飲み物はお好みでコーヒーなど。

 

 

まとめ

 

アジア料理が大好きで、よく食べてます!という方々であれば

そのままの日本食でも大丈夫かもしれませんが、

「寿司なら知ってる(カリフォルニアロール)」くらいのアメリカ人の

方々だと、出汁や塩味という味付けは、慣れてないので、あまり美味しいと

感じないかもしれません。

 

今回のこの料理は、

「日本食って試してみたいけど、あんまり変わってるものは食べられないわ」

みたいな方々も、美味しく食べていただくことを目的に考えたメニューです。

 

ディナーに来てくださった皆さん、とても喜んでくださいました。

 

よかったー!!

 

 

おまけ

 

ちなみに前菜食べてもらいながらの話題提供に、こんなものを用意。

 

世界地図!

アメリカの世界地図は、もちろんアメリカが中心になっているので

この地図は結構ウケます。

「わたしたちから見た世界です〜。」

って見せると、「おぉー!!そうか!!考えたことなかった」

と言われたりして、話が弾みます。

 

それから

帰り際に手土産を用意。

和柄のガーゼタオルとミニ鯛焼き&カステラ。

(日本から送ってもらいました)

小さい紙袋に入れて。

 

「ご自宅に帰って、お腹が空いた頃にジャパニーズデザートを

楽しんでくださいね」と言って渡したら、とても嬉しそうに

持って帰ってくださいました。

 

大切な外国人のお客様を「全力でおもてなししたい!」という方の

参考になれば嬉しいです。

 

 

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ミナです。 やりたいことが見つかると、やらずにいられない性格。 これからはもっと素直に、もっと自分の想いのままに生きたいと思い、 長年暮らしていた東京を離れ、2017年12月から故郷鹿児島で暮らしています。 2018年1月10日に日本を出て、特に予定を決めず、 海外の行きたい国をしばらくぶらぶらする旅に出ました。 2018年11月に帰国後、「旅で出会った人たちに、鹿児島に来てもらいたい」と いう想いになり、拠点を探し始めます。 そして、自然豊かな鹿児島で、素敵な場所に出会いました。 2019年は、鹿児島県薩摩地方でシンプルな暮らしを送りながら 外国人向けの民泊を始めました。 そして突然飛び込んできた「スターシード」という言葉。 2019年後半から「宇宙」に目覚めます。 これからは「スターシード」であることを自覚して 今まで以上に自由気ままに、生きていきます。
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