【あなたもできる!】高齢者向けマッサージのポイント3つ

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ミナです。 やりたいことが見つかると、やらずにいられない性格。 これからはもっと素直に、もっと自分の想いのままに生きたいと思い、 長年暮らしていた東京を離れ、2017年12月から故郷鹿児島で暮らしています。 2018年1月10日に日本を出て、特に予定を決めず、 海外の行きたい国をしばらくぶらぶらする旅に出ました。 2018年11月に帰国後、「旅で出会った人たちに、鹿児島に来てもらいたい」と いう想いになり、拠点を探し始めます。 そして、自然豊かな鹿児島で、素敵な場所に出会いました。 2019年は、鹿児島県薩摩地方でシンプルな暮らしを送りながら 外国人向けの民泊を始めました。 そして突然飛び込んできた「スターシード」という言葉。 2019年後半から「宇宙」に目覚めます。 これからは「スターシード」であることを自覚して 今まで以上に自由気ままに、生きていきます。
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マッサージボランティアを体験

 

アメリカのオレゴン州にある高齢者ケアハウスで、週1回のマッサージボランティアを1ヶ月間経験しました。

 

  • 短期滞在の旅行者でもボランティアできるの?
  • ボランティア(1日)の流れはどんな感じ?
  • 入居者の方々の反応は?

 

をお話しつつ、

高齢者の方々に喜ばれた

マッサージのポイントを3つ

ご紹介します。

 

このポイント3つを意識したマッサージをしてあげれば、

あなたの身近なご高齢者に喜ばれます!

 

わたしがボランティアしたのは、約30名の方々が暮らす、

ケアハウスという高齢者施設。

週に1回(9:00〜15:00)約1ヶ月間という短い期間

でしたが、のべ40名の方々にマッサージさせてもらいました。

 

2018年1月から始めた、海外一人旅の途中、タイのチェンマイで

2週間、気功マッサージを習いました。

 

こちらの投稿もよろしければどうぞ↓

メディカル気功マッサージクラス

 

ここで習ったマッサージを基本に、自分がこれまでに習った

気功などのポイントを取り入れつつ、高齢者の方の体の痛みが軽減

できるようなマッサージができれば、と思っています。

 

どこかでボランティアできないかなあ?と探していたところ、

ここ、アメリカ、オレゴン州でチャンスが到来しました。

 

 

短期滞在の旅行者でもボランティアできるの?

 

「はい、できました。」

観光の短期滞在でアメリカに滞在し、

アメリカ人の友人宅に宿泊しています。

友人に頼んで、一緒にケアハウスに行ってもらい、

そこのボランティア担当者に直接お願いしました。

 

「日本から来てるんだけど、1ヶ月滞在するので

その間、ボランティアさせてもらえませんか?」

とお願いしたら、その場でOKをもらえました。

 

ボランティアの申請用紙をもらって記入し、

ボランティア初日に提出。

何かあったときの連絡先として、アメリカ人の

友人の名前と連絡先が必要でした。

(これがないと厳しいかも。。。)

 

 

ボランティア(1日)の流れはどんな感じ?

 

わたしの場合は、個別マッサージだったので、担当者の方が

入居者の方に声をかけてくれ、希望があれば、時間を決めて

レクリエーションルームに連れて来てくれました。

だいたい1人30分程度マッサージを行なって、終わったら

担当者(もしくは近くにいるスタッフの方)に声をかけて

次の希望者の方を連れてきてもらう形。

 

ランチタイムは入居者の時間に合わせ、そこで出されるランチを

「あなたも一緒に食べてもいいわよー」という感じでした。

 

午後のマッサージが終わった時点で、担当者(もしくは近くにいる

スタッフ)に声をかけて帰宅。

 

毎回タイムスケジュール表を用意してくれて、何時に誰が受ける

か名前を記入してくれたので、とても助かりました。

掲示板にこんなかわいい貼り紙もしてもらいました。

ありがたい。

 

 

入居者の方々の反応は?

 

初日は、担当者の方が積極的に声をかけてくれて、

「じゃあ試してみようかなぁ。。」

みたいな感じで、入居者の方々が数人マッサージを受けてくれました。

自己紹介したり、ご家族のお話とか、日本にまつわる(昔、留学生を

お世話したとか、娘が日本の会社に勤めてたとか、日本に行ったこと

があるとか)話を聞きながら、という感じ。

 

2回目も、前回のマッサージを気に入ってくれた方が再びマッサージ

を受けてくれたり、「他の人から聞いて、わたしも受けることにした」

という方々が新しく受けてくれました。

 

そして、変化があったのが3回目以降。

今までは担当者が一人一人に声をかけてお誘いしながら、

スケジュール表を埋めていく、みたいな感じだったのですが、

入居者の方々から「マッサージお願いしたいんだけど」

と担当者に、又は直接わたしに声をかけてくれるようになりました。

 

それから、働いている他のスタッフの方から

「声かけたい入居者さんがいるの。3時すぎちゃうけど

お願いできるかしら?」と言ってもらったこともありました。

 

最初にやっていたような、お話しながらマッサージというより、

目をつぶって(寝ちゃう方も)気持ちよさそうに受けてくれる方

がとても多くなりました。

 

ということで、わたしにもできたマッサージのポイント3つをご紹介します。

 

 

ポイントその1

 

「必ず、具体的にどこが痛いのか確認する。」

マッサージで痛みが出ないように、必ず「どこがどんな風に痛いのか?」

を聞いてください。痛みが激しい箇所は、マッサージしないこと。

 

 

ポイントその2

 

「ひたすら撫でる。」

高齢者の方々の体は、

  • ずっと同じ姿勢で座っていたり
  • 血の流れがよくなかったり
  • 姿勢が崩れて体のどこかに負担がかかったり

で、筋肉がこわばっていることが多いです。

 

それが、「背中が痛い」とか「腰が痛い」とか

いうことに繋がっていて、激痛は別ですが、

病院行っても「異常なし」だけど、常に

体のどこかが痛い、という方がたくさんいらっしゃいます。

 

ということで、その痛み軽減のため、

私たちができるマッサージは

 

そのこわばりをほぐすべく、

「ひたすら撫でる」

 

です。

 

腕や足だと、付け根から指先に向けて。

背中だと背骨(中心)からワキ(外側)に向けて。

体のストレスを外に放つ感じで。

 

その際、力は入れないこと。

 

 

ポイントその3

 

「マッサージする人の姿勢。」

これが一番大事だと思います。

力まない。

膝ががっちりロックされてないか、肩に力が入ってないか、

呼吸が浅くなってないか、

自分の体にしっかり意識を持つこと。

 

わたしの場合、ゆっくり呼吸して、「足の裏から息を吸って

背中をまわって頭のてっぺんから体の前面を通ってそれが

また地面に戻っていく」

 

みたいなイメージで、自分の体を地球と一体化させてるような

気分になりながら、マッサージしてます。

 

ゆったりとした気分で。

 

 

さいごに

 

ボランティアさせてもらったケアハウスの高齢者の方々にも、

この3つのポイントを意識して、約1ヶ月に渡り、

合計5回のマッサージを行ったところ、

 

「肩や背中が軽くなった」

「腰の痛みがやわらいだ」

「むくみが軽減した」

 

などの感想をいただきました。

 

それから、腕の骨折で手術・入院し、退院と同時に入居したばかりの

女性がいらしたのですが、初めてお会いしたときは、右手が痺れて

親指人差し指が動かないような状態でした。

 

初回のマッサージで「すごく良くなった!」とのことで、1ヶ月

続けてマッサージさせてもらいました。

 

最終日の今日

「まだ親指と人差し指で物をつまむことができない」

という彼女に、マッサージ終了後、

以前よりだいぶ動くようになった指の根元を使って

トランプの箱(中身抜いて)を持ち上げてみるよう促したところ、

見事成功!

 

「We did it !!」(できたわ!!)

ととても喜ばれました。

 

 

プロのマッサージじゃないけど、上のポイント3つを意識すれば

誰でも高齢者向けのマッサージができます。

 

「身近にいらっしゃる高齢者の方に、喜んでもらえるような

マッサージをしてあげたい!」

 

と思っている、優しいアナタのお役に立てたら嬉しいです。

 

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ミナです。 やりたいことが見つかると、やらずにいられない性格。 これからはもっと素直に、もっと自分の想いのままに生きたいと思い、 長年暮らしていた東京を離れ、2017年12月から故郷鹿児島で暮らしています。 2018年1月10日に日本を出て、特に予定を決めず、 海外の行きたい国をしばらくぶらぶらする旅に出ました。 2018年11月に帰国後、「旅で出会った人たちに、鹿児島に来てもらいたい」と いう想いになり、拠点を探し始めます。 そして、自然豊かな鹿児島で、素敵な場所に出会いました。 2019年は、鹿児島県薩摩地方でシンプルな暮らしを送りながら 外国人向けの民泊を始めました。 そして突然飛び込んできた「スターシード」という言葉。 2019年後半から「宇宙」に目覚めます。 これからは「スターシード」であることを自覚して 今まで以上に自由気ままに、生きていきます。
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