イタリア人から見た、ここが好きだわメルボルン

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ミナです。 やりたいことが見つかると、やらずにいられない性格。 これからはもっと素直に、もっと自分の想いのままに生きたいと思い、 長年暮らしていた東京を離れ、2017年12月から故郷鹿児島で暮らしています。 2018年1月10日に日本を出て、特に予定を決めず、 海外の行きたい国をしばらくぶらぶらする旅に出ました。 2018年11月に帰国後、「旅で出会った人たちに、鹿児島に来てもらいたい」と いう想いになり、拠点を探し始めます。 そして、自然豊かな鹿児島で、素敵な場所に出会いました。 2019年は、鹿児島県薩摩地方でシンプルな暮らしを送りながら 外国人向けの民泊を始めました。 そして突然飛び込んできた「スターシード」という言葉。 2019年後半から「宇宙」に目覚めます。 これからは「スターシード」であることを自覚して 今まで以上に自由気ままに、生きていきます。
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3月11日(日)

朝ご飯を屋上のバルコニーで食べて、今日は1日フリーだという

ミツコさんと、シティーサークルという無料のトラムに乗って

お出かけ。

メルボルン市街地の南側にあるFlinders St駅に到着。

サンデーマーケットをぶらぶら。

日曜日ということもあり、路上パフォーマンスの方々もちらほら。

全身シルバーの天使(?)

コインを入れた子どもたちを「おいでおいで」と

手招きして呼び寄せると、ポシェットから何かを出してあげている。

「えー!?何もらってるのぉ?」

興味津々なミツコさん。

 

子どものように目の前の入れ物にコインを入れると、ウキウキした

様子で天使に駆け寄る。

 

子どものように無邪気なミツコさん。

もらった!

キラキラの星屑。

子どもたち、きっと嬉しいだろうなぁ。。。

 

「他の子にはたくさんあげてるのに、私一粒。。。」

突然オトナに戻るミツコさん(笑)

「天使が一瞬苦い顔をしたのよねぇ。天使なのにねぇ。。。」

完全にオトナに戻っちゃったミツコさん(笑)

 

お昼になって、午後は「電車に乗ってみる」と、冒険に出かける

ミツコさんとはバイバイし、私はメルボルン訪問の目的、

留学中の親戚の女の子に会うために待ち合わせ場所に出かけた。

 

まだ21歳の彼女は、ここメルボルンで半年間英語を勉強していて、

これからさらに専門学校に進学することが決まっている。

私とは初対面。

親同士がいとこにあたるんだけど、彼女が生まれたときとか、

話はちょこちょこ聞いていて、でもこの21年会う機会がなかった。

せっかくメルボルンにいるんだったら、この旅の途中で会いたいなと

思って、会うことにした。

 

待ち合わせ場所に現れた彼女と一緒にランチをして、学校のこととか

家族のこととか、旅のことや人との付き合い方のこと、いろんな話を

お互いにした。

本人はそう思ってないみたいだけど、すごく自然体でまっすぐな女の子。

優しいし、発想が面白い。

良い意味で日本人っぽくなくて、一緒にいてすごく楽だった。

 

夕方、宿泊先に戻ると、私が寝ている二段ベッドの上のベッドに泊まってる

オーストラリア人のYoyo(ヨーヨー)がいた。

彼女は夜中にコールセンターでテレフォンオペレーターの仕事をしてる

ので、あまり会う機会がなかったんだけど、明日は仕事が休みということ

で、ゆっくり話をすることができた。穏やかで明るい雰囲気の子。

 

最近読み始めた村上春樹の本がだいすきになって、また本買ってきた

とか、今年、初めて日本に行こうと思うとか、いろんな話ができた。

ついついずっとおしゃべりしていると、部屋に新しい宿泊者が入ってきた。

 

「ハーイ、みなさん。私の名前はエリーザ。これじゃあ、まるでなにかの

カウンセリンググループに来たみたいな挨拶の仕方よねぇ(笑)

まぁ、いいわ。(ヨーヨーに)あら、あなたオーストラリア人なの?

ちょーっと、話があるわ。お宅の国の動物はホォんんとに素晴らしいと

思うわよ。私はコアラを抱っこするのが夢なの、夢。でも今は法律で

禁止されてるのね、ここ。他の州に行かなくちゃいけないっていうじゃ

ない?がっかりよ!がっかり!

まぁでも、とにかくスッバラシイ動物たちがたくさんいるわよねぇ。

でも、ねぇ、どういうことなの?蛇がいるっていうじゃない?蜘蛛が

いるっていうじゃない?怖くて出られないわ!どういうことなの!

このホテルは大丈夫なの?あらそう、大丈夫なの、ならよかった。

私ねぇここへきて、サンダル初めて履いてるのぉ。うふっ。サイコー

だわ。気持ちいいものね素足にサンダルって。。。」

イタリア人独特の巻き舌で、大きなジェスチャーを交えながら

それはもう感情豊かにしゃべる彼女。

私はもう楽しくなっちゃって、ヨーヨーと2人でケラケラ笑いながら

エリーザの話を聞き続けた。

 

そんなイタリア人エリーザが、「信じられないわよっ!」と

驚いた、オーストラリア(メルボルン?)のよいところ、

を勝手にベスト3でご紹介します。

 

第3位 : 安全!

「韓国人とか日本人とかスマホを片手に歩いてるじゃない?

あれ、どういうことなの?危険じゃない?危険!

わたしは携帯が鳴ったらお店に入ってから電話とるわよ。

そうじゃないと危ないわよ。そうでしょ?危ないでしょ?

私、ダブリンにいたんだけど、あそこでそんなことしたら、

すぐにひったくられるわよ。私だって一回パンチされて

ものを盗られたことあるんだから。平気なの?

あら、そうなの。すごいわねぇ。。。安全なのねぇ。。。

信じられないわ!安全なのねぇ。。。」

 

第2位 : 仕事が楽

「本当はホテルとかの職歴があるからそういう仕事をしたいのよ。

でもワーキングホリデービザだと雇えないっていうじゃない?

だから、ウェイトレスやってるの。レストランで。嫌いじゃないわよ。

でも、ウェイトレス、ちょっと人数が多いのよ。今日なんて何回

ぶつかったことか、みーんなただ立ってるの、うふっ。何もしないで。

それでお金がもらえるわけよ、どういうことなの?これ。立ってるだけで

お金がもらえるのよ。人数が多いのよぉ。うふっ。楽だわぁ。。。」

 

第1位  : 男の人がかっこいい

「ちょっと、もうイタリアはだめだから、わたしオーストラリアに

住みたいわ。そのためには、オーストラリア人との結婚ね、結婚。

うふっ。

今日も見かけたんだけど、オーストラリアの男の人ってほんっとに

かっこいいわ。背が高くて、ほんっと素敵。うふっ。

いいわよねぇ。オーストラリアの男の人。結婚したいわぁ。。。

 

(ふと、思い出したように)あーーーーーっ、でもやっぱり

1番かっこいい人は。。。。。。コージムロフシ!知ってる?

彼にはかなわないわぁ。。。あの大きな体。。。あぁ。。。

素敵だわ。。。」

 

突然、日本を代表するハンマー投げ選手

室伏広治さんランクイン。

ぶっちぎりの第1位は室伏広治さんという。。。

衝撃でした(笑)

 

彼女、実はアマチュアのハンマー投げの選手とのことで

同じ選手仲間が室伏さんと友達で、一回会ったことがあるそうで。

 

「んんっ。。。。もうっ。。。(かっこいい)」

とのことでした。

 

エリーザはその後も

数々の疑問を私たちに投げかけて、自分の意見を話し、

そして突然「でかけるわね、バァーイ」とご機嫌な様子で

出かけていった。

 

エリーザ、楽しかったぁ!

あー、明日も会えるといいなぁ。

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ミナです。 やりたいことが見つかると、やらずにいられない性格。 これからはもっと素直に、もっと自分の想いのままに生きたいと思い、 長年暮らしていた東京を離れ、2017年12月から故郷鹿児島で暮らしています。 2018年1月10日に日本を出て、特に予定を決めず、 海外の行きたい国をしばらくぶらぶらする旅に出ました。 2018年11月に帰国後、「旅で出会った人たちに、鹿児島に来てもらいたい」と いう想いになり、拠点を探し始めます。 そして、自然豊かな鹿児島で、素敵な場所に出会いました。 2019年は、鹿児島県薩摩地方でシンプルな暮らしを送りながら 外国人向けの民泊を始めました。 そして突然飛び込んできた「スターシード」という言葉。 2019年後半から「宇宙」に目覚めます。 これからは「スターシード」であることを自覚して 今まで以上に自由気ままに、生きていきます。
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