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マレーハウスで学ぶ

 
  2018/02/08
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この記事を書いている人 - WRITER -
ミナです。 やりたいことが見つかると、やらずにいられない性格。 これからはもっと素直に、もっと自分の想いのままに生きたいと思い、 長年暮らしていた東京を離れ、2017年12月から故郷鹿児島で暮らしています。 2018年1月10日に日本を出て、特に予定を決めず、 海外の行きたい国をしばらくぶらぶらする旅に出ました。
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朝はのんびり過ごし、10時ちょっと前にホテルを出発した。

今日は伝統的なマレーシア家屋の見学に行くことにする。

電車に乗りKLセントラル駅へ。

そこからモノレールに乗ってRaja Chulanで下車。

駅から歩いて10分程度で到着予定だった。

グーグルマップを眺めながら歩いていたけど、やっぱりわからなく

なっちゃってるので、人に聞く。

駐車場の案内をしているおじさんにスマホを見せて、

「ここに行きたいんだけど、これってあっちの方向だから、この道路を

横断してあっち側に渡らなくちゃいけない?」と聞いてみた。

 

おじさんは「んー。」と地図を一緒に眺めてくれた。

 

おじさん:「そうだね。あっちだね。」

わたし:「この道路を横断するの?車がいっぱいだけど。信号は?」

おじさん:(笑いながら)「ないよ。あっちの方に戻ったら歩道橋があるけど。」

わたし:「えーー、(戻るの面倒臭い。。。)。じゃあ、わたし走る?ここ。

走って渡る?」

おじさん:(また笑って)「イェース!イェース!」

 

ということで、覚悟を決めて、道路を横断することにした。

この白黒縞々側から、道路の向こう側へ。

まずは、他の二車線が合流するあの真ん中の島を目指します。

車が途切れる一瞬を狙って。。。ダッシュ。

無事に真ん中に着きました!

島からの眺め。

あとは2車線の道路を横断すればOK。

こっちは2車線だから、楽勝。

ということで、無事に道路を横断することができた。

さっきのおじさんが見守っててくれたみたいだったので、

「無事に渡れたよー。」と手を振って合図をした。

「写真撮るよー。」ってカメラを構えたら、ポーズとってくれた(笑)

明るくて、親切。暖かい。

 

ぽかぽか気分で再び歩き出す。

 

大きなビルを建築中の、埃っぽい道路の片隅に、そのマレーハウスはあった。

誰もいない受付の建物に入ると、ピンポンが鳴り、中から女性が出てきた。

マレーハウスを見学したいことを伝えると、10リンギットでツアーをしてくれる

とのこと。お願いしたら「ちょっと待っててね」と中に入り、蚊除けスプレーを

持ってきてくれた。

スプレーを足にいっぱいシュッシュして、ツアー開始。

 

昔々、マレーシアでは家を建てる際、まずはその家の「マザー」と呼ばれる女性が

家の代表として、シャーマンと一緒に土地を見に行っていたとのこと。

 

目的の土地に着くと、シャーマンがマザーの腕の長さと同じラタン(藤?)の棒を

用意して、マザーが決めたポイントの地面に突き刺し、一晩おいて再びシャーマンと

マザーはその棒を見に行く。棒が(その土地の水を吸って)大きくなっていたら

「この土地が良い」という印が出たということで、土地が決まり、

その棒を立てたポイントに家の大黒柱を立てていたそうだ。

で、このマレーハウスの大黒柱がこちら。

なぜこの柱が大黒柱だとわかるのかというと、

大黒柱の下には必ずコインが置いてあるから。

このマレーハウスを移築した際にも、この柱の下にコインが発見された。

 

ひととおり家の周りをぐるっと回りながら説明してもらい、今度は家の中に

入らせてもらった。

このマレーハウスの持ち主は、その地域で博識のある人で、

うちの中には事務所があり、周りの住人は困ったことがあると、この男性に

相談に来ていた。そして住人は、この男性に、今で言う税金を納めていたそうだ。

 

正面のドアを入ったら広いスペースになっているのだけど、地域で何か問題が

起こると人々はここに集まり、議論をして、最後にこの男性に意見を求めると

いう裁判所みたいな役割もあったらしい。

男性は、この階段に座り、人々が議論をしているのを聞いていたらしい。

 

なんとなく、光景が目に浮かぶ。

 

うちの中は直射日光が入らないような作りに工夫されていて、涼しく快適な

空間になっていた。

 

次に生活スペースも見せてもらった。

リビングダイニングと寝室が兼用になっている空間。

ここには伝統的な結婚式のディスプレイがしてあった。

それから台所。ゴキブリ避けに使っていた植物や、ココナッツ削り、

水仕事は外で行うため、外から出入りしやすくなっている裏口の

作り、など丁寧に説明してもらった。

 

とにかくよく考えられており、全てがとても機能的にできている。

昔の冷蔵庫も置いてあった。

この家の持ち主のこと、家が見つかってから「保存しよう」ということに

なり、移築プロジェクトが始まったこと、現在もオイルを塗るなどのメンテナンス

が必要で、維持が大変なことなど、とても詳しく話をしてくれた。

グラスのお水をいただきながら、最後には説明ビデをを見せてもらい

ツアーは終了。

 

隣に60階建てのビルを建築中のため、振動が激しく、素朴なこのマレーハウスの

屋根は少しずつずれてしまい、今は雨漏りが激しいとのこと。

床にも雨が染みた跡がおり、ツアーをしてくれたこの女性はとても残念そう

に現状の厳しさを教えてくれた。

 

こんなにシンプルで機能的で、美しくて暖かい、素敵な家屋なのだから、

これからもずっと、大切に保管されるといいなと思った。

 

ツアーをしてくれた女性は、最寄り駅までの歩きやすい道順を教えてくれた後

「マレーシアの旅を楽しんでね」と優しく見送ってくれた。

 

マレーシアの、古き良き、知恵や工夫がいっぱい詰まった伝統家屋に学ぶ

とても良い時間だった。












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