井戸じまいの話
こんにちは。ミナです。
わたしが住んでいる古民家は、後ろに山を抱えた小高い場所にあり、ここへたどり着くには、車一台がやっと通るくらいの細い道を上らなくてはいけません。
そんな細い道の、またまた窮屈な曲がり角に、昔この辺りの集落の方々が使用していた共同井戸がありました。
この井戸は、戦後この集落に水道が通るようになってからは使用されておらず、60年以上の間放置されている状態でした。
去年の今頃、わたしがこの古民家に引っ越してきてから、毎日のように車でこの道を通るようになり、来訪者も多くなったため(まわりは空き家や更地になってるので、居住者はわたしだけ)、大家さんと周辺の土地の持ち主の方々との間では、去年の夏頃からこの井戸を埋める話が出ていました。
しかしなんとなく、話が進まず、明けて2020年4月。
大家さんがうちに来られました。
「井戸を閉めようと思うんだけど、ちゃんと神主さんを呼んでやってもらうから、いつが都合がいい?おはん(アナタ)が一番この道とおるからね。同席した方がいいと思って。」
とのことでした。
喜んで同席します、と答えました。
実は、この井戸には、龍神様がいらしたのです。だから、井戸じまいには立ち会いたい!
↓ここからは不思議話です↓
(遡ること2020年の1月)
この井戸を守っている龍神様に、わたしは初めて話しかけられました。
そのときは、近所の氏神様にお参りに行った帰り道で、わたしは数日前に友人からもらった久高島の「令和元年十五夜に汲み上げた海水で炊き上げた塩」を持っていました。
浄化力が高い塩だよ、と聞いていたのですが、この塩を持って外出した帰り道、井戸の横を車で通ったわたしに声(と言っても肉体の耳では聞こえませんが)が聞こえました。
龍神様:ちょっと
わたし:はい?なんでしょう?(わ、龍神様だ!井戸にいるんだー。)
龍神様:そこに良い塩を持ってるな。この井戸に清めの塩を盛ってもらえるか?
わたし:わかりました。
ということで、車を車庫に停め、手に塩だけ持って、井戸まで歩いて戻りました。
わたし:どこにどうすればいいんですか?
龍神様:そこの井戸の蓋の右側の角に小さく盛って。
わたし:こんな感じでいいですか?
龍神様:うん、ありがとう。
これだけの会話です(笑)
でも、この会話のおかげでわたしは、この井戸にはずっと守ってくれてる龍神様がいることを知りました。
(ちなみにうちの大家さん、この話聞いても全然驚かず「そうか」と嬉しそうでした)
ということで、龍神様がいらっしゃるこの共同井戸の井戸じまい当日がやってきました。
重い重い、石の蓋を数十年ぶりに開けると、中には美しい氣が満ち、澄んで綺麗な井戸水も見えました。
井戸には神棚が用意され、鯛や焼酎、野菜、スルメ、果物が備えられました。
龍神様は、井戸の蓋が開けられたことをとても喜んでいました。
「解放の喜び」でした。
近所の稲荷神社から来られた神主さんが、祝詞をあげられ横笛を吹くと、パラパラパラっと雨が降り出しました。
そして、すべての儀式が終了したとき、重く曇っていた空がパーっと明るくなり、わたしたちがいた場所に、明るい光が差し込みました。
このときに、龍神様からのメッセージが届いたのです。
龍神様からのメッセージ
この井戸は、先人達が協力し合い、力を出し合って造ったもので、そこには膨大な労力が費やされた。
そのおかげで、周囲の人々は生活に必要な「水」を得ることができるようになり、この水は多くの命を支え、子孫の繁栄を担ってきた。
先人達の想いや労力を忘れず、感謝して欲しい。
自分(龍神様)もここを守り続けてきたが、いまは必要なくなったのでこの井戸を離れることになった。
これからは別の形で地球をサポートすることになる。
井戸は埋められ、龍神様は新たなお仕事をすべく、シフトチェンジして天へ昇っていきました。
2020年3月20日の宇宙元旦から約1ヶ月後の出来事でした。
やっぱり新しい時代へ
地球がアセンションし、コロナのようないまだかつてない出来事が起こり、いままでの常識がどんどん変化している日々。
人間だけではなく、この地球を守っている神様たちもシフトチェンジしているんだと実感しました。
やっぱり新しい時代です。
地球のアセンションに協力すべく、本質に戻り、光を放つ存在のスターシードたちには、どんどん見えないサポートがついてくれるはずです。
外出自粛ももう少しで緩和されるはず。
行動するときが始まります。
こうして、このブログを読んでくださっている方々は
「共に豊かになる仲間」だと思っています。
みんなで豊かになりましょう!