ベルギー滞在最終日、なぜか友達の旦那さん(オランダ人、フランス大手銀行勤務の頭脳派)
とオセロ対戦。相手の本気モードが伝わってきたので、失礼があってはいけないと、わたしも
日本人として真剣勝負で臨みました。
勝ちました。
どう考えても運がよかっただけでしたが、かなり「考えてるふり」したので、旦那さんから
見たら、違う風に見えたはず(笑)
わたしにとって、真剣勝負とは、「最大限に勘を研ぎ澄ますこと」。
こんにちは、ミナです。
ベルギー滞在も終了したところで、今日は、ベルギー人のソウルフード「フリット」の話。
フリットとは、実は「フライドポテト」のこと。
もくじ
フライドポテトを(アメリカ)英語では、フレンチフライと言います
私たち日本人にとってのフライドポテト、これは(アメリカ)英語では「フレンチフライ」と
言います。(ちなみにイギリス英語だとチップス)
このフレンチフライという呼び名に、実はベルギー人、不満があります。
なぜなら、「フレンチフライはベルギー発祥のソウルフードだから!」
フレンチフライ 名前の由来
ベルギーでは、北の地方の人々はフラマン語と言われるオランダ語、南の地方の人々はフランス
語を話します。(一つの国で、完全に違う二つの言語が話されています)
そして、アメリカにフライドポテトが渡ったとき、それを作っていた人たちがフランス語を
話していたため、「フランス人の食べ物」と誤解され、「フレンチフライ」と呼ばれ始めた
とのこと。
そしてフレンチフライは、世界中に広がって、今やどこの国に行っても食べられている人気
のある食べ物となりました。
ベルギーの食べ物なのにぃ。。。。
ということで、学生のとき以来の友達、ベルギー人のウェンディは、初めて出会った25年
前にも「フレンチフライはベルギーの食べ物!」と大好きなモスバーガーで、ポテト片手に
力説していました。
この話、その後もポテトを一緒に食べる度、彼女からちょいちょい聞いてます。
話を聞くこと25年。
とここでワタクシ想像してみました。
鹿児島名物「さつま揚げ」
これをたまたま博多で食べた外国人観光客が気に入り、「Hakata揚げ」と命名しちゃって
ニューヨークで発売したら大人気に。
10年の年月を経て、今では世界中に「ハカタアゲ」という名前が定着しちゃったら?
あー、やっぱり食べる度に一言説明しちゃうかもなー。
話しちゃうなー、「さつま揚げって言うんだよ、本当は」って。
と、ウェンディの気持ちに100%共感したところで、今回その本場のフリットを食べてきま
した。
ベルギー人のソウルフード「フリット」
ベルギーでは、小さい街でも必ず、このフリットを食べられる小さなお店があります。
ちなみに今回わたしが滞在したLokerenという街では9店舗あるとのことでした。
家族経営の小さなお店がほとんどで、そのお店によって使われるジャガイモや調味料が違う
ので、みんなお気に入りのフリットの店があるとのこと。
今回私たちが行ったのはこちらのお店。
夜の9時半だったので、お客さんも少なめでした。
メニュー、全然読めません。
このフリット、昔は教会の前の広場などで屋台で売られていたらしく、いまはそれが小さな
店舗になり、中にテーブルや椅子なども置かれて、ちょっとしたカフェのような存在になってる
みたい。
お手頃な値段だし、老若男女、それこそ「みーんなが食べる」もの。
素朴なファーストフード店みたいな感じでした。
今ではフリット(ポテト)だけじゃなく、海老のコロッケみたいなものも「付け合わせ」に食べ
られています。あくまでもフリットがメイン!!
味は。。。
フライドポテト、です。
ベルギー発祥、フリットが美味しい!
ということで、ベルギーで食べた、ベルギー発祥の食べ物はこちら。
フリット
ポテトを食べるときには、ぜひぜひ思い出してください。