2月17日(土)
プライオリティーカードを利用して、空港ラウンジでシャワー
を浴びて、ソファを2つくっつけて簡易ベッドを作り
丸くなって眠っていた私。
周りにも仮眠組の皆さんがいるので、私も仲間入りしたのだが、
1回だけ「ここで寝てはいけませんよ」と受付のお姉さんに
起こされた。
とはいえ、みんな寝ちゃってる。夜中の2時とか3時とかで
お客さんも少ない。お姉さんも「一応規則ですから」っていう
感じで起こしたけれど、あとはそっとしといてくれてるから
暗黙の了解みたいにみんな静かに眠っていた。
と、6時前くらいにガヤガヤと声がして目が覚めた。
ロシア人(たぶん)の高齢者グループツアーの皆さんご到着。
ラウンジの中が急に賑やかになった。
私の隣にも白髪のご夫妻が座った。
ご主人はコーラ(コーラ!!)を飲みながらテレビでニュースを
見ていて、奥さんはシャワールームへ。
しばらくして奥さんが帰ってきた。
以下、(私の想像による)会話の日本語訳
(たぶん結構内容合ってると思う(笑))
奥さん:「あー、気持ちよかった。リフレッシュよ、リフレッシュ。
ここのシャワーね、綺麗だし、設備も立派で本当にいいわよ」
ご主人:「そう、それはよかったね」
奥さん:「あなたも入ってきなさいよ、本当に気持ちいいから。」
ご主人:「いや。。。俺はいいや。。。」
奥さん:「あら、そう。。。そういえばさっきのあのことなんだけどぉー。。。」
(以下、何か思い出したようで、思い出し怒りしながら話してました)
どこのご夫婦も、やっぱり旅行先では女性が元気ですね。
すっかり目が覚めた私は、シンガポール1日観光を予定した。
シンガポールは、トランジットのお客さんを対象に、無料バスでの市内観光が
行われていて、乗り換え時間に余裕がある人は、申し込むと無料で観光できるらしい。
ということで、私もそれに参加しようと思っていたのだが、残念なことに
申し込みが「乗り継ぎ区域内のカウンター」でしかできないらしい。
私は昨日シンガポールに入国しちゃったので、もう申し込めないことが判明。
とはいえ一応、空港のインフォメーションにダメもとで相談してみた。
すると、インフォメーションのお兄さん、すごーく残念そうに「マダーム、入国
した方はもう申し込みができないんです。。。残念ながら」と教えてくれた。
やっぱりダメだったかー、ということで計画変更。
観光といっても、あまり乗り気じゃないから、とりあえず市内まで電車で行って
そこからどうするか決めることにした。
まずは、空港にバックパックを預けて(350円くらい)、
両替しておらず、シンガポールドルは持ってないので、電車の切符が買えない
(低額料金ではクレジットカードは使えない)、そこで
1枚10ドル、追加チャージ可能なバス&電車のパスを購入。
シンガポール市内の地図ももらって、MRTという電車で
City Hall駅へ。
地図を見ながら、周りを散策。
遠くに、人だかりを発見。
シンガポール名物、マーライオンでした。
その後も中国人観光客の皆さんに混じって、
ナショナルギャラリー・シンガポール
マリーナ・ベイ・シンガポール
ビクトリアシアター&コンサートホール
などを遠くから眺めては写真撮影。
それにしてもシンガポール、蒸し暑い。。。
しばらく乾季のチェンマイにいたこともあって、
湿気のある暑さに少しバテてしまった。
公園の木陰で水分補給しながら休憩。
観光はお腹いっぱいになったので、昼前には空港へ
戻ることにした。
チャイニーズニューイヤー、終わってるのかしら?
1月2日はお店が全部お休みになる、みたいな?
中国人観光客の皆さんはいっぱいいるけど、
ショッピングモールはほぼお休みだった。
空港に戻り、エアコンの効いたラウンジで
ランチ、お茶、ネット
食べて、飲んで、ネットして。
「シンガポール、これくらいでちょうどよかったかも」
という1日でした。