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Phingboonに日本人が来た

2月12日(月)

チェンマイ滞在もあと5日となった。

メディカル気功マッサージクラスが終わったら、どこか静かな

場所に移って、きれいな空気を吸いながら気功をやりたいなと

思っていたので、今日は移動日。

Uberというタクシーでチェンマイ市街地から北北西に30-40km程の

ところにある、Saluangという地区のゲストハウスPhingboon

を目指した。黙々と走ること1時間。

チェンマイ旧市街地から北にずっと伸びている大きな道路沿いは

お寺があったり、学校があったり、ファーストフードが連立してるところ

があったり賑やかだったが、そこから一本左折した途端、細くて、両脇は

バナナや果物の木が茂る感じの道に様変わりした。

Uberのドライバーさんはスマホの指示通り走り続ける。

ナビが曲がれというから、右折。

舗装されていないデコボコ道、そして行き止まり。

私のスマホも取り出して、「あー、これ一本早かったね、次の大きめの道路だね」

ってことでUターン、次の道を右折した。

そこからさらに左折。

ここからさらに舗装されていないでこぼこ道を進んだ。道はあってる。

とここで、ナビにはない分かれ道に遭遇。

「んー」と悩んだドライバーさんが、ゲストハウスに電話をかけてくれた。

ここは左みたい。そこから、さらに林の中。上へ上へと登る。

電話をつないだまま、ゲストハウスの方のナビを聞きながら、

目的のゲストハウスに無事到着した。

丘の上(というか山の上)の見晴らしのいい場所に、今日の宿Phingboon

があった。

ドライバーさんに荷物を運んでもらい、中に入ると、ゲストハウスのご主人

が麦わら帽子をかぶった素朴な感じで、ニコニコしながら出迎えてくれた。

「サワディー カー」(こんにちは)と挨拶しながら、部屋に入れてもらう。

ドライバーさんがタイ語で「この人日本人だよ。タイ語話せないよ。」

みたいなことを言ってくれたのだろう、お父さん、ちょっと固まる。。。

 

通してくれた部屋が、ダブルベッド3つの大きな部屋だったので、スマホの

予約サイトページを見せて「シングルルームだよ」と伝えたところ、

小さい部屋はお湯が出ない、みたいなことを言われた。

 

OK、OKと言ってくれるので、「じゃあいっかー」とそのファミリールームに

荷物を置いた。

 

さて。。。

と敷地内をぶらぶらすることにした。

サンダルに履き替えている間に、お父さん、走って何処かへ。

 

敷地内を一回りした頃、バイクの音が聞こえて来た。

オーナーの奥さん登場。

「タイ語が話せない日本人のお客さんが来た」という

緊急事態に、お父さんが電話でお母さんを呼んだらしい。

 

元気そうなお母さんが、これまたカタコトの英語で説明してくれた。

どうやら「部屋の掃除ができてないから、ちょっと待ってね」とのこと。

全然問題ないのでOK、OKを繰り返し、ゆっくりでいいよと身振り手振り

で伝えた。

 

そしてお互いに自己紹介。

お母さんの名前はブゥバーン、お父さんがチャンニイ(って聞こえる)。

あとはもう、3人でニコニコしてた(笑)

 

敷地内を見たら、もう1つロッジがあった。

大きなテラスがあって、ここで山を眺めながら気功もできる。

ベッドルームにシャワーとトイレ。

聞いたらお湯も出る。

いい眺め。

「こっちでもいいですか?」と聞いたらOKとのこと。

やったー!

そこから再び身振り手振りで冷蔵庫はここ、とか

キッチンは母屋の上にあるから使ってもいいよ、とか

なんとかコミュニケーションがとれた。

 

言葉はわからないんだけど、二人ともとても明るい。

いい雰囲気。

 

ロッジも素朴な感じなので、こりゃ5日間はネットは無理だなぁ

なんて思ってたんだけど、こんな山の上なのに、WIFIがサクサクだ。

タイってすごい!

 

午後になって日が昇って、だんだん気温も上がってきた。

これはもう、あれです。暑さ対策ナンバー1。

日陰でじっとします。

 

ということで、Phingboon滞在が始まった。